はいな!Sizakiです!
今回は、バーチャルシンガー、花譜さんをご紹介します。
世界を変える15歳。
私の記事では、バーチャルユーチューバーの話題が多いのですが、
彼女はその中でも異色であり、特異点となる存在です。
その歌声は形容しがたいほどのエモーショナルなもので、
暗く、リアルな歌詞の中でその美声は一筋の光のように見えます。
その訴えかけるような歌声は、聴く人の世界をがらりと変えることでしょう。
花譜とはどんな子なのか。
さて、順序が逆になりましたが、花譜とはどんな子なのでしょうか?
名前は『花譜(かふ)』
日本のどこかにいる15歳。
2018年から活動を開始し、10月にデビュー。
その後2019年2月に高校受験で休止したのち、同年3月に進学、活動を再開。
YouTube上では歌ってみたやオリジナル楽曲のMVを展開し、
早い段階からその独特な世界観でファンを獲得。
そして同年8月には初のワンマンライブ『不可解』を開催する。
たった2年でここまで上り詰めた彼女の魅力は先述の歌声と、
作詞を担当したカンザキイオリさんの歌詞があまりにもマッチしているところでしょう。
歌詞と歌声、そして花譜というバーチャルシンガーの存在がひとつの世界を作り上げているんです。
またライブでの少ないMCでは15歳らしい緊張の様子もうかがえ、
歌っているときとのギャップも魅力的で不思議な空間にしているように思えます。
デビューからワンマンライブまでの軌跡。
花譜さんは13歳のときにプロデューサーさんと偶然出会ったとのこと。
そして中学生だった彼女や彼女の両親は顔出しをすることに抵抗があったといいます。
年齢的にもまだ未熟な少女です。心配するのは当然でしょう。
だからこそプロデューサーさんや運営チームはバーチャルシンガーというものを両親に説明し承諾を得ることに成功します。
そして母親同伴のもと、レコーディングなどをおこないデビューへと漕ぎつけました。
そこからの活動は、ニコニコ超会議や、最近ではファッション音楽イベント・ファブリック出演など、
精力的に活動をはじめることになります。
デビューに関しては彼女もそうですが、
説得に当たったプロデューサーさんや、
運営チームの皆さんもガッツポーズしたんじゃないかな。
なんてことを考えたりします。
そしてファンたちの力で初のワンマンライブ開催へ。
花譜さんの初のワンマンライブはなんと、
クラウドファンディングで支援を呼びかけ、開催されることになりました。
彼女の歌声に魅了され、その独特な世界に惹き込まれたファンの方々が応援し、
当初の目標金額を大幅に上回ったそうです。
それほどまでに彼女の歌に、声に心を奪われたのでしょう。
私もまた、その歌声に魅了された一人であることは言わずもがなです。
才能はあるが、プロではない。普通の15歳の少女が成長する世界。
彼女はどうして歌うのか――。
花譜さんはデビューしたときは14歳、プロデューサーとの出会いは13歳。
そしてプロのように訓練やレッスンを積んだ経験もない。
だからこそ、彼女の歌声には15歳のリアルさがあるとSizakiは考えます。
Vチューバ-であり、リアルでは15歳であり、
愛らしいアバターと歌詞とあどけなさを残しつつも美しい歌声が作り上げる世界。
そんな世界の中で、年齢とともに成長を続けるバーチャルシンガー。
そんな彼女がなぜ歌うのか、その理由はとても『少女らしい』ものでもあります。
『歌を褒めてもらって、褒められたかったから。なにより好きな歌を歌うのが楽しいから』
彼女はこれまでレッスンなどはしてこなかったといいます。
先述しましたがプロのようにレッスンや訓練を重ねたりせずに、
ただ好きな歌を歌ってきた『普通の少女』が花譜さんなんです。
だからこそ今後プロとして着実に成長をし続けていく彼女をリアルな世界で見守っていける。
先月――9月11日には1年の集大成ともいえる1stアルバムも発売した彼女。
そんな花譜さんの今後にも要チェックです!
※なお、花譜さんのアルバム『観測a』はBOOTHのみでの販売となります。
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